歯周病を治療できる歯科医院
歯周病といってもピンと来ないかもしれません。昔は歯槽のう漏と呼ばれていました。 今、貴方は 御自分の歯で不自由無く食事をされているかもしれませんが、それが何歳まで出来ると思いますか? 統計的には60才の段階で10本程度の歯が無くなり、80才では5本程度しか残っていません。 歯が無くなれば入れ歯を作ればいいではないか、と考えるかもしれませんが、入れ歯は万能ではありません。 入れ歯で不自由を感じない人もいれば、名医といわれる歯科医師に高価な入れ歯を作ってもらっても、満足できない人も多く存在します。 入れ歯で満足できない人は、かなりの割合で存在し、世界的な傾向としては、不完全な機能の入れ歯よりインプラントへ治療法が移り変わる方向にあります。 インプラントという治療法は画期的な素晴らしい方法ですが、高価な治療法の上に、手術が必要になります。また手術後すぐに歯ができる訳ではありません。

話が横にそれたように思うかもしれませんが、歯が無くなる最大の原因は歯周病です。成人の80%の人はすでに罹患しています。 他人事ではありません。 悪くなったら歯医者がなんとかしてくれる、と考えておいでなら、あなたは歯医者を過信しています。 病気が進行する以前の状態に復元することは、現代の科学では未だ不可能です。 「なんとかする」というのは、進行するスピードをできる限り緩やかにする程度です。(もちろん回復する例もある程度はありますが、ある程度です。) 私が言いたいことは、「貴方は歯周病から逃れることはできない。それに備えて、今から優秀な歯科医院をみつけて、悪化しないよう管理を受けて下さい」ということです。 ではどのような歯科医院がよいかというと、現段階においては、凄く選択枝は狭いと思います。 考え方としては、重症の歯周病でないのなら、どこの歯科医院でも管理できるという考えは間違いです。 歯周病に対する基本的な治療の考え方は、アメリカ歯周病学会の考え方が世界的なスタンダードだと思います。(院長はアメリカ歯周病学会の会員です)
残念ながら日本の歯科医院の歯周病に対する取り組みは、非常に遅れており、世界水準の治療を受けたいのなら、歯科医院を選ぶ必要があります。 これだけ多くの歯科医院があっても、医院に訪れる全ての患者の歯周病の治療と管理をきちんとコンスタントに行っている、という歯科医院は全体の何%存在するのでしょうか? もちろん歯科医師だけに責任がある訳ではありませんが、先進国である筈の日本で、イメージだけが先行し、実体は未だ理想とは程遠いのが現状です。
あなたが真剣に生涯自分の歯を無くしたくないのなら、歯科医院を選ぶことから始ります。 私が助言できるポイントとしては「もし、歯周病治療をきちんと出来ている医院なら必ず出来ている筈のこと」があります。 以下のことをチェックして下さい
1)全患者の口の中の写真を撮影していること。貴方が写真を見て、きれいに撮影出来ていることが条件。
撮影がきちんとできていないとうことは、治療もいい加減だと考えることが妥当です。
良い治療にこだわる歯科医師は必ず写真とレントゲンにこだわります。
2)歯科衛生士がいること。治療の主体は歯科衛生士です。
ところが歯科衛生士が常勤している歯科医院は半数しかありません。
歯周病の治療と管理を行うのなら歯科衛生士を選ぶ必要があります。
3)歯の掃除(ルートプレーニング)をきちんと行う為に、個々の歯のレントゲン写真を撮影していること。
全ての歯の写真をとって並べると下のような状態で保存されている筈です。

貴方は上記の条件を満たす歯科医院を必死になって探して下さい。価値ある作業です。もし貴方の主治医が条件を満たしているのならラッキーです。


