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歯周病がなかなか治らない、その理由とは

歯周病がなかなか良くならない、もしくはすぐに悪化してしまうという方はいらっしゃいませんか?歯周病は進行性の病気であり、進行が進むにつれ、なかなか治りづらくなる傾向がありますが、歯周病が良くなりにくい方にはある程度共通点があります。今回は、歯周病が良くなりにくい理由について解説していきます。

歯周病がなかなか良くならない理由

歯の周囲に歯垢が溜まりがちである

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歯周病は歯医者で治療したらそれだけで良くなる、というわけではありません。歯周病を治すためには、毎日のお口のケアが最も大事であり、これができていないといくら治療をしても効果が現れません。歯磨きをしていても歯の周囲の汚れがきちんと落とせていなかったり、間食が多かったりなどが原因で歯の周囲に歯垢が溜まっていると、歯周病はなかなかよくなりません。

歯医者でのメインテナンスを受けていない

歯周病治療が終わって歯茎の状態が改善したとしても、ご家庭のケアだけでは汚れの取り残しがどうしても出てしまうため、定期的なクリーニングを受けなければ悪化する可能性が高くなります。

タバコを吸っている

タバコを吸うと、歯茎の血流が悪くなったり、血液が酸素不足になったり、免疫力が低下してしまったり、というようなことが起こります。このようなことから、歯周病治療をしても効果が現れにくく、どんどん悪化してしまいがちです。

糖尿病・骨粗鬆症にかかっている

糖尿病にかかっていると免疫が落ちるので、歯周病にかかりやすく、そして悪化しやすくなります。また、骨粗鬆症のある方は、歯を支えている骨が破壊されやすくなるため、歯周病が一気に進行する傾向があります。

歯ぎしりや食いしばりをしている

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日常的に歯ぎしりや食いしばりをしている人は、歯や歯の周囲組織に異常な力が長時間加わり、歯周病による骨の吸収が進みやすい傾向があります。

薬の副作用によるもの

例えば、ある種の高血圧の薬では、歯茎が腫れるという副作用が出るものがあります。このような薬を飲み続けていると、歯茎の腫れが続いて歯周病が悪化しやすくなります。

特殊なタイプの歯周病の場合

歯周病はほとんどの場合、進行が比較的ゆっくりなタイプの慢性歯周炎というものですが、まれに、急速に進行するタイプの歯周病があります。これは遺伝的な要素の強い歯周病で、特殊なタイプの歯周病菌が原因になっていると言われており、年齢が若めのうちに発症して、急速に進行し、歯を早く失ってしまいます。このような特殊な歯周病の場合には、通常の治療をしても効果が現れにくいため、特殊な治療法が必要となります。

歯周病は、特に軽度のものほど、ご家庭でのケアと歯科医院の治療で完治する可能性が高くなります。
進行するほど治りにくくなる傾向はありますが、きちんと対応することで、進行を止めて、健康な状態を保つことが可能です。
歯周病がなかなか改善しなくてお困りの方はぜひ当院までご相談ください。

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