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なかなか治らない歯周病

歯周病治療
原因をきちんと見極めた治療がなされていますか?
多くの患者さんが、歯周病治療の名目で、歯科医院へ長く通院しています。しかし、中々改善を実感できない方も多いようです。はたして治療の何が上手くいっていないのでしょうか?
よくあるパターンをまとめてみましたので、ご自身の思い当たるケースがないか、チェックしてみましょう。
  1. なかなか治らない歯周病
  2. インプラント治療は歯周病治療

なかなか治らない原因

歯磨きができていない

歯磨きができていない
歯科医院に定期的に通っていれば大丈夫と思っていませんか?
残念ながら、我々に出来る事は大変限られています。前述の通り患者様のセルフケアはゲームチェンジャー。主力戦力であり、必要不可欠です。どれだけ先のステップに進もうと、ご自身の歯磨き無くして勝利はありません。
歯周病は肥満と同じで生活習慣病です。歯磨きせず歯科医院に通うことは、食事制限せずダイエットジムに通うことと一緒で、中々結果が出ません。

悪い歯の治療をしていない抜歯したくない

歯磨きができていない
歯の治療が後回しになっていませんか?
悪い歯を放置したまま歯周治療を行っても、治療は中々上手くいきません。
特に、本来ならば抜かなければいけない歯を、無闇に残していませんか?
その歯はもはや貴方の歯というより、細菌のベースキャンプであり、他の救える歯を攻撃する害悪となっているかもしれません。お口全体の利益のために、賢い判断をする必要があるかもしれません。

喫煙している

喫煙している
タバコは歯周病戦争にとって、悪い意味でのゲームチェンジャー。細菌たちに大量破壊兵器を渡すようなものです。近年の禁煙治療は発達し、健康保険が適用されたり、内服薬を使うことで従来のニコチンパッチよりも1.5倍の成功率が得られているようです。ご自身一人の力で禁煙するのは大変困難と言われています。無理をせず、薬の力を借りて、なるべく効率よく禁煙するのも手かも知れません。
歯磨きができていない
上下顎崩壊症例2開く
上下顎崩壊症例2
420万円(462万円)/上顎
300万円(330万円)/下顎
悪条件(糖尿病・喫煙)のもと、状態が悪い口腔内にインプラントで対処したケースです。
#静脈内鎮静法 #喫煙習慣 #糖尿病
上下顎崩壊症例8開く
上下顎崩壊症例8
540万円(594万円)/上顎
320万円(352万円)/下顎
全体的に歯がボロボロなヘビースモーカー。上顎に骨を作る手術を行い、全体的にインプラントを行なったケースです。

ステップ飛ばしでメンテナンスを受けている

ステップ飛ばしでメンテナンスを受けている
「3か月に1回のメインテナンス・定期検診を受けているから大丈夫!」そう思っていませんか?
メインテナンス・定期検診は歯周病治療における最終段階。一通り歯周病の治療が終わった方に対して、早期発見再発防止のために行われるものです。出血する歯茎やグラグラの歯が残っている状態で行うものではありません。
「お口のお掃除以外何かしてもらったっけ?今後グラグラの歯をどうするか、先生と相談したことがない…。」
そう思ったら、是非一度、担当の歯科衛生士や歯科医師、または当院までご遠慮無く相談してみて下さい。

入れ歯を使っていて、インプラントをしていない

入れ歯を使っていて、インプラントをしていない
「せっかく治療をしたのに、また歯がグラグラになってきた。ちゃんと歯磨きもしてるのに!」
一度は歯周病戦争に勝利しても、歯の欠損を入れ歯で補った場合、残念ながら残存歯の崩壊を止めることは難しいかもしれません。
入れ歯では残存歯を守る能力に限界があり、歯がないまま過ごした場合とあまり差がないと言われています。一方で、インプラントは明らかに残存歯の寿命を延伸させ、残存歯を保護する効果が確認されています。
入れ歯とインプラントは、歯の欠損治療の選択肢として同じテーブルによく並びますが、決して対等な選択肢ではありません。
もし入れ歯を残存歯にひっかけているのなら、ひっかけられた歯の負担を減らしてあげるためにも、今からでもインプラントに変更してみてもいいかもしれません。

メンテナンスに通っていない

メンテナンスに通っていない
歯周病治療後の定期的なメインテナンスは必要です。歯周病細菌はゼロになりませんし、一度下がってしまった歯肉はどうしてもまた歯周病を再発しやすい傾向にあります。せっかく得た結果を長持ちさせるためにも、必ずメインテナンスに通いましょう。

メンテナンスに通っていない

メンテナンスに通っていない
一度失った骨や歯茎は、極めて限定的な好条件でのみ再生させる治療が可能ですが、一般的には回復することはできません。我々は、失った組織を10年前の状態に戻すのではなく、歯周治療を通して新しい快適性を得る代替治療を行っているのです。
しかし、患者さんはてっきり30代の頃の歯茎に戻ると思って通院しています。実際には下がった歯茎は元に戻らず、むしろ引き締まることでさらに下がったように見え、挙げ句の果てに、連結した長い被せ物が装着されることになります。
「イメージと違った。」「思ったよりキレイじゃない」
治療自体が間違っていなくても、思わぬミスコミュニケーションで患者さんも歯科医師もガッカリすることのないように、よくお話をする必要が有るでしょう。
当院のポイント
当院を訪れる歯周病にお悩みの患者様の「よくあるパターン」を解説しました。あなたに当てはまるパターン、解決すべき問題はありましたか?
ぜひもう一度、歯周病治療を見直し、今度は上手くやりましょう!ぜひ担当医や当院までお気軽にご相談下さい!

インプラント治療は歯周病治療

当院のポイント
もはやインプラント治療は先進国における歯周病治療の標準治療。世界中の歯周病の患者さんがインプラントを用いて問題解決に取り組んでいます。
「お金持ちの治療?手術が怖い?私には関係ない?」
先入観が、あなたの歯周病治療を邪魔しないよう、丁寧に解説します。

残存歯を保護するのはインプラント

せっかく歯周病戦争に勝利して歯周補綴治療に入っても、周囲の骨は既に減っており、残った歯も手負いの状態です。
再建するにも、手負いの彼らにブリッジや入れ歯で支えを求めるのは限界があります。結局支えを求められた歯がダメになってしまう事は良くある話です。
事実、歯の欠損に対し、治療後にどれだけ残存歯が無事に残ったかを研究した論文がでており、その中で入れ歯と入れ歯無しはあまり結果に差が出ない一方で、インプラント治療を行った群は、明らかにその後の残存歯の喪失を防止できているという結果が出ています。
引用:
片側遊離端欠損患者における残存歯の負担軽減
IFD:インプラント義歯
RPD:床義歯
NR:無処置経過観察
Retrospective investigation of the remaining teeth status of patients with implant-supported fixed partial dentures in unilateral free-end edentulism
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1883195813000923#fig0005

厚生労働省も認めるインプラントの優位性

一般的に、インプラントは入れ歯よりも良い治療であると言われています。この事実は厚生労働省のホームページ内でも、国民向けに広報されています。
無歯顎治療において、インプラント支持固定式・術者可撤式補綴装置(ボーンアンカードブリッジ)による治療は、従来の全部床義歯よりも有効であるか?開く
ボーンアンカードブリッジは全部床義歯に比較して、患者の総合的満足度、発音機能、審美性、咀嚼 機能、食事の快適性(食品選択能力)に優れる。
遊離端欠損の治療において、インプラント治療法は部分床義歯より有効であるか?開く
片側遊離端欠損において、インプラント義歯の方が部分床義歯より天然歯に近い咬合力を獲得し、か つ左右で均衡した咬合力が回復される。また遊離端欠損患者において、インプラント義歯は、床義歯に比べて、口腔関連 QOL が高い。
引用:
当院のポイント
でもこれはあくまで一般論。あなたにとってはどうなのか?具体的にはCTなどの検査を通して明らかにする必要があります。
歯周病治療を行う際には、そもそも最終的にはインプラントができるのかどうか?そこまで見通しを立てて臨めると理想的ですね。

歯周病で骨が無くなり過ぎると、インプラントはできなくなる

歯周病で骨が無くなり過ぎると、インプラントはできなくなる
前医にて、歯周病でグラグラの歯を限界まで残してもらっていたが、いよいよ抜歯となった。「骨がないからインプラントはできません。」と言われてしまった。
当院を訪れる患者さんで最も多い訴えです。
インプラント治療という選択肢がある現代、「歯を守る」だけでなく「骨を守る」ことも大切です。
歯周病でたくさんの骨を失うと、インプラントは埋められません。この場合「骨造成治療」で失った骨を再獲得することで、インプラント治療を可能としますが、患者さんは追加の費用、時間、外科的なリスクを背負うことになります。
また、著しく状態が悪いと、骨造成治療もできず、インプラント治療そのものを諦めなければならなくなります。
ちなみに、インプラントをせず入れ歯による治療を選択した場合であっても、残存骨量は重要です。骨が減った顎は入れ歯が安定しなかったり、痛みが出やすかったりします。
より早めに歯科医院を受診し検査を受けることで、余計な負担を減らしたり、治療の可能性を守ることができますので、ぜひ早めの受診を心がけましょう。

インプラント・骨造成の実績が十分な歯科医院へ

インプラント・骨造成の実績が十分な歯科医院へ
「前の医院は何でもっと早く抜いてくれなかったんだろう。」
「こんなに悪いって教えてくれれば早く抜いたのに。」
インプラント治療・骨造成治療は、歯科大学でもほぼ習いませんので、「どれだけ骨が残っていれば、インプラントができるのか?骨造成治療ができるのか?」は、一般的な歯科医師では分かりません。
これからの時代、歯周病治療から抜歯、そしてインプラント治療にスムーズに移行できるようなマネジメントが大切です。もはや、歯周病治療はインプラント治療とセットなのです。
もし今、インプラントをするつもりがなかったとしても大丈夫。むしろその段階で、将来のご自身のために、インプラント治療と骨造成治療の経験が豊富な専門の歯医者さんに、一度ご相談されると良いでしょう。
当院のポイント
いかがでしたか?歯周病治療とインプラント治療は切っても切れない関係にあります。歯周病の方は、なるべく早めに一度インプラント・骨造成の得意な先生に診てもらいましょう。
その他にも多数治療実績を紹介しております。
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