愛知県名古屋市の歯医者、吉岡歯科医院

歯周病治療

歯周病の仕組み

イラスト

2.歯周病の仕組み

次は、歯周病の具体的な仕組みを見てみましょう!
歯茎の中で繰り広げられる、ご自身と免疫と細菌の戦いを解説します!

細菌と免疫が戦争中

細菌と免疫が戦争中
歯周病とは、歯茎(歯の周りの組織・歯周組織と呼ぶ)のあたりで侵入増殖を繰り返す細菌と、その細菌を倒そうとする免疫(体に元々備わる防御機構)との戦いについて、名付けられた病名です。
両者の戦いが短期決戦で終了し、細菌が敗れて免疫が勝てば、一時的な歯肉の炎症反応(軽い痛み、腫れ、赤らみ)のみで、元に治ります。これを「歯肉炎」と呼びます。歯肉炎は歯周病の初期段階と言えます。

あなたの歯茎は戦場荒廃地

あなたの歯茎は戦場荒廃地
しかしながら、両者の戦いが長期化すると、事態は悪化します。
細菌と免疫は、毒素や炎症性物質と呼ばれる、砲撃・空爆のような「飛び道具」を用います。これらの武器による攻撃は、ターゲットを選択的に攻撃せず、その周囲を巻込んだ破壊を伴います。戦いが長期化すると、両者の生死のみならず、戦場である歯周組織も大きなダメージを受けて、失われます。
このような、歯周組織の欠損まで進行した状態を「歯周炎」と呼びます。一般的に「歯周病・歯槽膿漏」というと、この「歯周炎」まで進行した状態を指します。

荒廃地の歯茎は後遺症が沢山

荒廃地の歯茎は後遺症が沢山

戦場となった歯周組織が破壊されると、下記のような様々な問題へと繋がっていきます。
いかがでしょうか?
中には覚えのある症状もあるのではないでしょうか?
実は、壮年期以降に抱えるお口の悩みのほとんどは、歯周病と関連していることが多いのです。

  1. 痛み・腫れ・出血
  2. 噛むと痛い
  3. 冷たい物がしみる
  4. 物が挟まりやすくなる
  5. 歯茎が下がり見た目が悪い
  6. 歯並びが悪くなる
  7. 歯がグラグラする
  8. 歯が抜ける

いかがでしたか?細菌だけでなく、ご自身の免疫も、歯周組織を破壊していたんですね。そして、歯周組織の破壊が、壮年期以降に抱えるお口の悩みのほとんどと関わっていることもご理解いただけたと思います。
次からは、いよいよ具体的な治療について、ご説明します。