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名古屋でインプラントを再治療するなら?再治療時の注意点

「インプラントがぐらぐらする」「痛みや炎症がなかなか治まらない」など、少しでも違和感があれば早急に歯科医院へ相談しましょう。

場合によっては再治療しなくてはいけないケースもあり、放置すればするほど症状が重くなってしまいます。
最終的に、機能面だけでなく審美的にも金銭的にもデメリットが多くなってしまうので注意が必要です。

当院でもインプラントの再治療に関するご相談を受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。
本記事では、インプラントを再治療するときの注意点を解説します。

インプラントを再治療しなくてはいけない事例

まずは、インプラントを再治療しなくてはいけない事例を解説します。
下記に当てはまる場合、放置は厳禁と覚えておきましょう。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎は歯周病と似た病気であり、歯垢に含まれている歯周病菌がインプラント周辺に定着してしまうことで生じます。

最初の頃は軽い炎症や軽度の出血程度なので見逃してしまいがちですが、最終的に痛みや腫れが生じてしまうこともあるので要注意です。
定期健診等の場で早期発見・早期治療することが大切であり、重症化すると顎の骨が溶けたり、インプラント自体が脱落したりすることもあります。

なお、インプラント周囲炎は歯周病と比較して症状の進行が早いとも言われているので、インプラント治療後しばらく経ってからも必ず定期健診に行きましょう
 

痛み・炎症

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痛みや炎症も、インプラント周囲炎の代表的な症状です。

治療直後に痛みや炎症がなかなか引かなかったり、想定していた以上の痛みが生じていたりする場合は、手術中または直後での細菌感染が疑われるため再検査してもらいましょう。
ほとんどの歯科医院では万全の体制を整えているとはいえ、手術中の感染対策が不十分であったり、その後のケアが欠けていたりすると感染するリスクが高くなります。
インプラント治療するのであれば、手術専用の滅菌対策をしている歯科医院を選んだ方が安心です。
 

インプラントがぐらつく

インプラントがぐらついている場合も、インプラント周囲炎が疑われます。
治療間もない頃であれば、骨とインプラント体がうまく結合していない可能性も含めて検査していくので、無理な自己判断はせず歯科医院に相談しましょう。

また、インプラント周囲炎以外にも、噛み合わせや噛み癖によってインプラント体にダメージが加わり、ぐらつきの原因になってしまうことがあります。
その場合は噛み合わせも含めて再治療していくこととなります。
 

インプラントの破損

顔を打つ怪我や強く噛み続けたことが原因でインプラントに欠け・割れが生じてしまった場合も再治療します。
顎に埋め込んでいるインプラント体ではなく、そのうえに乗せている上部構造だけの破損であれば、比較的短期間かつ安価に再治療できます。
都度メーカーとの相性や噛み合わせをチェックする必要はありますが、再手術にはならないため身体的な負担も最小限です。

インプラントは耐久年数が非常に長いと言われていますが、だからといって永遠に使い続けられるとは限らないので、
長く使う前提なのであれば交換のタイミングがくるかもしれません。

 

インプラント再治療時の注意点

ここからは、インプラント再治療時の注意点を解説します。
違和感があれば絶対に放置せず、かつ定期健診も受診しておくことが大切です。
 

まずはインプラント治療をした歯科医院に相談する

インプラントに関する相談は、よほど緊急性のある場合を除き、原則として治療をした歯科医院に相談するのが鉄則です。
歯科用CTスキャンによる3Dデータや治療記録などの情報が残されているため、相談しやすいでしょう。
また、今入っているインプラントのサイズ・形状に合った器具が用意されているので、治療もすぐに開始できます。
 

引っ越し・閉院・不信感など特別な事情があるときは他医院に相談する

インプラントの再治療は、インプラントを入れた歯科医院以外でも可能です。
なるべく元々通っていた歯科医院に相談するのが理想ですが、下記のような事情があるときは他の歯科医院を探しましょう。

・引っ越して通院できる距離ではなくなった
・元々通っていた歯科医院が閉院した
・何度調整しても問題が解決しなかった
・再治療を断られてしまった

元々通院していた歯科医院への不信感が高まっていて、相談しても解決できそうにない場合、
セカンドオピニオンとして他の歯科医院を受診することも可能です。
 

可能な限り早く再治療する

インプラントの再治療が必要なのに放置するメリットは一切ありません
「費用がかかるからお金が貯まるまで待とう」「今は仕事が忙しいから閑散期になってから相談しよう」など都合もありますが、
可能な限り早く再治療に踏み切ることが大切です。
放置して症状が進行した場合、インプラント周囲炎や噛み合わせがさらに悪化し、再治療にかかる費用も期間も増えてしまいます。

 

インプラント再治療のリスクを減らす方法

最後に、インプラント再治療のリスクを減らす方法を解説します。
本来、インプラントは一度治療を完了すれば十年単位で使えるのが特徴です。
なるべく長持ちさせるためにも、下記を意識してみましょう。

技術・設備・実績が整っている歯科医院を選ぶ

インプラント治療は専門性が高く、インプラント治療を得意としている歯科医院もあれば、完全に扱っていない歯科医院もあります。

また、インプラント治療歴のある歯科医院のなかでも、さらに専門性の高いオールオン4などの治療法に対応している歯科医院もあれば
インプラント専用手術室を構えている歯科医院まで、内容はさまざまです。
治療開始の段階でできる限り技術・設備・実績が整っている歯科医院を選び、再治療のリスクを低減させていきましょう。
 

定期メンテナンスに通う

一度インプラントが安定すると「長い治療が終わった」「これからは歯のストレスがなくなる」と開放感たっぷりになりますが、
それでも定期メンテナンスは欠かせません

自分でも気づかない段階のインプラント周囲炎など、重大な症状を早期発見・早期治療しやすくなります。
また、自分の手癖によって磨き残しが生じやすいポイントを教えてもらえることも多く、第三者のプロ目線でアドバイスしてもらうのは貴重な機会です。
忙しい毎日の合間を縫って通院の予定を立てるのは大変ですが、最低限歯科医院から奨励された頻度では通えるよう調整していきましょう。
 

デイリーケアを欠かさない

歯科医院でのクリーニングや定期健診も大切ですが、毎日自宅でおこなうデイリーケアも大切です。

歯ブラシや歯間ブラシを使いながら汚れを溜めないようにしておけば、それだけで健康に一歩近づきます。
お金も一切かからないやり方なので、最もコストパフォーマンスの良い方法かもしれません。
鏡を見て歯のケアをする癖がついていると、わずかな出血や痛みのない程度の炎症にも気づきやすくなるのでおすすめです。

 

まとめ

インプラント周囲炎や細菌感染等により、インプラントの再治療が必要になってしまうケースがあります。

原則として元々治療してもらっていた歯科医院に相談するのが理想ですが、どうしても事情があるときは他の歯科医院への相談でも構いません。
相談先選びに迷っているうちにどんどん症状が進行してしまうより、まずはインプラント治療に強い歯科医院へ早めに相談することを意識しましょう。

 

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