上下顎崩壊
症例(7)
治療前の状態
来院時は、上下にコーヌステレスコープ義歯を使用されていました。上顎は問題ありませんでしたが、下は歯根のみが残る状態でした。そのため下の歯の保存は難しいと判断し、上顎はそのままで、下のみにオールオン4を行うことにしました。
![治療前の状態](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/01.jpg)
義歯を入れている状態
![義歯を入れている状態](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/02.jpg)
![義歯を入れている状態](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/03.jpg)
義歯を外した状態
![義歯を外した状態](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/04.jpg)
![義歯を外した状態](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/05.jpg)
下顎にオールオン4
下顎にインプラントを埋入し、その日のうちに固定式の仮歯が入りました。
![義歯を外した状態](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/06.jpg)
![義歯を外した状態](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/07.jpg)
治療後
![治療後](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/08.jpg)
![治療後](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/10.jpg)
![治療後](/img/asset/cases/jougegakuhoukai/07/11.jpg)
治療期間 | 約半年 |
費用 | 253万円 (税込) |
- リスク・副作用
- 術後の出血、数日間の腫れ、疼痛、内出血によるアザが出る可能性
- 外科的治療によるリスク
- 十分なメンテナンスを行わなければ失敗やトラブルを招く可能性
上顎はコーヌステレスコープ義歯を使い続けるため、今後、上顎の歯牙が問題を起こし現在の義歯の使用が不可能になった場合には、上顎に大掛かりな治療が必要になるというリスクがあります。
このケースにおいては、残存歯に問題はなく、手をつける必要はありませんでしたが、残存歯の噛み合わせの平面が乱れている状態をそのままにして、対顎のインプラント治療を行うと、咬合平面は傾いたままになりますし、インプラントに過剰な負担がかかるという副作用があり、結果的に治療が安定しないというリスクがあります。